使い方は
htpasswd [-c] .htpasswd username
usernameに追加したいユーザー名を書きます。-c オプションは.htpasswdファイルがない一番最初だけ 指定します。
できた .htpasswd ファイルは適当なデレクトリに置きます。 シェルからは ls -a でないと見えないのでファイルがないと勘違いしないように。 まちがっても、ユーザーから簡単にアプローチできる場所に置かないようにしましょう。 誰かに .htpasswd を見られても暗号化されたパスワードは解くことは出来ませんが ユーザー名さえ手に入れれば、パスワードを辞書から引いて認証を突破するプログラムも ありますので、気をつけるに越したことはありません。
AuthUserFile /digiweb/usr/your_name/.htpasswd AuthGroupFile /dev/null AuthName ByPassword AuthType Basic <Limit GET> require user username </Limit>
AuthUserFile には先ほど作った .htpasswd へのフルパス名を指定します。 ホームデレクトリからではなく、サーバーのルートからのフルパス名です。 require user の usenameにはユーザー認証を行うユーザー名を書きます。 .htpasswd にあるユーザーでも require user で指定しないと認証に失敗します。
作成はシェルで pico エディタを使って作っても良いですし、ascii モードで ftp で転送しても良いです。 このふたつのファイルがあれば、ユーザー認証のできあがりです。